Teamsの読み方はチームスではなかった!
私が所属している組織ではマイクロソフトTeamsを利用しています。
Teamsで会議をする場合は、「チームスで会議しよう」だったり、「チームスを送ったから」といった発言を行っていました。
マイクロソフト製品に詳しく、Teamsにも理解が深い人と話す機会がありました。
その時にteamsのことをチームスと言っていたら、まさかの「teamsはチームスと発音しない」と驚愕の指摘を受けてしまいました。
製品名のため、Teamsの発音は正確に
Teamsの読み方なんて、チームスでもチームズでもティームズでもどれでもよいと思う方も多いと思います。
もちろん社内など内輪であれば、仮に公式的な呼び方でなくても問題ありません。
ただ、社外の人との打ち合わせの場合、もしかしたらTeamsも含めたマイクロソフトに関連する会社かもしれませんし、マイクロソフトの人には絶対NGです。
また、関係ない会社でも正しい読み方を知っている人には、製品名を誤って呼んでいることはマイナスイメージを与えてしまいます。
できるだけマイクロソフト公式の読み方で発音しておくことがオススメです。
チームスとは
チームズ(チームス)とはマイクロソフト者の共同作業ツールです。
チームスの読み方と日本語表記は「チームズ」が正しいのですが、「チームス」と呼ばれることが多いためこの記事のタイトルもそのようにしています。
Microsoft チームス(マイクロソフト・チームズ)とも呼ばれます。
オールインワンでマイクロソフトOfficeと連携
チームスと似たようなツールは他にもあります。
- Zoom
- Google Meets
- Skype for Business
- Slack
- Chatwork
- Webex
それらと比べたチームスの特徴は「オールインワン」です。
チームスには共同作業に必要なツールのハブとしての機能がすべて含まれています。
- チャット
- ビデオ会議
- 通話
- スケジュール調整
- マイクロソフトOffice
- ファイル共有
- Wiki
そのため、複数種類のツールの操作を覚える必要がありません。
とくに便利なのはなんと言ってもExcelやWordといったマイクロソフトOfficeとの連携です。
実際の仕事では単に会議ができればいいわけではなく、資料を作成して会議前に出席者に共有したり、議事録を作成したりとマイクロソフトOfficeを使った作業との連携が必要になります。
チームスとマイクロソフトOfficeは同じマイクロソフト社が開発しているため、さすがに親和性は抜群です。
また、契約を一本化できるメリットもあります。
後述のライセンスを購入することで、チームスもマイクロソフトOfficeも同じ契約で管理できます。
Skype for Businessもマイクロソフトのサービス
前述のチームスと似たようなツールのうち、Skype for Businessはマイクロソフトが提供しています。
つまり、マイクロソフトは共同作業ツールとしてチームスとSkype for Businessの2つを提供しているわけです。
Skypeとチームス間ではチャットやビデオ通話が可能です。
しかし、Skype for BusinessにはマイクロソフトOfficeのファイルを共有する機能がありません。
さらにSkype for Businessのクラウド版であるSkype for Business Onlineが2021年7月31日でサポート終了しています。
個人用と組織用のチームスは別物
ややこしいことに個人用と組織用でチームスアプリが別物になっています。
個人用チームスアプリ | 組織用チームスアプリ | |
---|---|---|
アカウント | Microsoftアカウント | 職場または学校アカウント |
料金 | 無料 | 有料 |
通話相手のアカウント | Microsoftアカウント | 職場または学校アカウント |
最大通話時間 | 60分 | 30時間 |
最大参加者 | 100人 | 300人 |
電話/Webサポート | ✕ | ◯ |
Windows 11 プリインストール |
◯ | ✕ |
個人用チームスアプリと組織用チームスアプリではログインに使用するアカウントも通話できる相手も異なります。
Windows 11には個人用のチームスがプリインストールされています。
しかも、自動起動してタスクバーに表示されるため1クリックで使えるようになっています。

職場または学校アカウントで使える組織用のチームスは別途、インストールする必要があります(個人用のチームスと共存できます)。
Windows 10の場合、Microsoft StoreのチームスならMicrosoftアカウントでも職場または学校アカウントでも使うことができます。
組織用チームスのライセンス
個人用のチームスは無料で使えますが、組織用のチームスには単独ライセンスのチームス Essentialsか法人向けのマイクロソフトOfficeのライセンスであるMicrosoft 365が必要です。
Microsoft チームス Essentials |
Microsoft 365 Business Basic |
Microsoft 365 Business Standard |
|
---|---|---|---|
月相当料金 (年間契約) |
473円 | 715円 | 1,496円 |
会議録画/文字起こし | ✕ | ◯ | ◯ |
ウェビナー開催 | ✕ | ✕ | ◯ |
マイクロソフトOffice (Windows/Mac) |
✕ | ✕ | ◯ |
Office Online | ✕ | ◯ | ◯ |
Office Mobile | ✕ | ◯ | ◯ |
チームス会議の準備を楽にする
チームスでの会議は基本的にパソコンを使って行います。
しかし、会議用パソコンの準備が不安、会議前の動作確認に時間を取られる、という方は多いと思います。
- 会議のたびにパソコンにカメラやマイクを接続している。
- 会議でパソコンのカメラ、マイク、スピーカーがちゃんと動くか不安。
- パソコンの画面が会議室の大画面モニターに表示されない場合がある。
チームズ会議に慣れている人でも参加者に不快なハウリング音(マイクとスピーカーの干渉で発生する「キーン」みたいな音)を聞かせてしまうことは少なくありません。
そんなPCでの会議の準備に不安があるならチームス対応のKAIGIO MeePet (カイギオ ミーペット)を使うと解決できます。
カメラ / スピーカー / マイク一体型の小さな製品ですが、会議室などの大画面モニターにHDMIケーブルで会議の映像を映すことももちろん可能です。
チームスの会議で誰が話しているかわからない
会社の会議室など同じ場所に複数が集まってチームスの会議に参加する場合、遠方の相手にとっては誰が話しているのかわからないという問題があります。
チームスを使うなら、そもそも会議室などに集まらず各社員の自宅や自席から会議に参加すればいいとは思いますが、そこはまあいろいろ事情があるのでしょう(笑)。
その問題を解決できるのが会議で発言を始める人に自動でフォーカスさせる「Meeting Owl」です。
このMeeting OwlはAI(人工知能)が発言者を特定し、自動で発言者にカメラをフォーカスさせます。
接続もPCとUSBケーブル1本で繋がるため手軽です。
Temasの会議以外でも配信動画などの作成作業でカメラマンが不要になるメリットがあります(カメラが自動で配信者を追いかけてくれるため)。
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