Office 2013までのマイクロソフトOfficeにはパッケージ版とダウンロード版がありました。
しかし、Office 2016からパッケージ版は廃止され、ダウンロード販売のみになっています。
かつての「パッケージ版」とは?
かつて、マイクロソフトOfficeでいう「パッケージ版」とはこういう「箱」を意味していました。
ある時期まで、こういうパッケージ(箱)の中にDVD-ROMとプロダクトキーが印刷された紙が入っていました。
DVD-ROMからマイクロソフトOfficeをインストールし、プロダクトキーを入力すると使用可能になりました。
ある時期からこの箱の中のDVD-ROMがなくなり、箱に入っているのは「プロダクトキー」が印刷された紙だけになりました。
Office本体は自分でインターネットからダウンロードして、インストール時にそのプロダクトキーを入力することでOfficeを認証しました。
たとえ、パッケージ版であってもインストールするための光学ドライブが不要になったわけです。
その代わり、インターネットに接続されていないとインストールできなくなりました。
在庫限り
かつてのパッケージ版はマイクロソフトからの出荷が終了し、在庫限りの状況です。
しかも、マイクロソフトOfficeはサポート期限が過ぎると事実上、使えなくなります。
マイクロソフトOffice | 発売年 | メインストリームサポート 期限 |
延長サポート 期限 |
---|---|---|---|
Office 2021 | 2021年 | 2026年10月13日 | 延長サポートなし |
Office 2019 | 2018年 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
Office 2016 | 2015年 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Office 2016 for Mac | 2015年 | 2020年10月13日 | 延長サポートなし |
Office 2013 | 2013年 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
Office 2011 for Mac | 2011年 | 2017年7月10日 | 延長サポートなし |
Office 2010 | 2010年 | 2015年10月13日 | 2020年10月13日 |
Office 2007 | 2007年 | 2012年10月9日 | 2017年10月10日 |
Office 2003 | 2003年 | 2009年4月14日 | 2014年4月8日 |
Office XP | 2001年 | 2006年7月11日 | 2011年7月12日 |
Office 2000 | 1999年 | 2004年6月30日 | 2009年7月14日 |
マイクロソフトOfficeのサポート期限
かつての「ダウンロード版」とは?
「箱」という意味の「パッケージ版」に対して「ダウンロード版」がありました。
これはマイクロソフトストアやAmazonなどでプロダクトキーのみを購入する形です。
そしてマイクロソフトOffice本体はインターネットからダウンロードし、購入したプロダクトキーを入力すると使用可能になるわけです。
パッケージ版を購入するとDVD-ROMとプロダクトキーが入った「箱」が送られてきます。
もちろん箱が手元に届くまでOfficeを使うことはできません。
それに対してダウンロード版を購入するとプロダクトキーが発行され、「箱」は送られてきません。
Officeのソフトウェアはネットからダウンロードして購入後すぐに使うことができました。
しかし、現在ではOffice 2013やOffice for Mac 2011といったかつてのダウンロード版の購入はできなくなっています。
Office 2016でパッケージ版は廃止
パッケージ版、つまり「箱」はOffice 2016で廃止されました。
まあ、パッケージにDVDが入っているならまだしもプロダクトキーが書かれた紙だけが入っているのあれば誰もが箱なんか無駄だと感じていたのではないでしょうか。
パッケージ代わりに登場したPOSA版
パッケージ版が廃止された代わりに登場したのがPOSA版です。
大きく場所を取るパッケージに代わって店頭では以下の記事のような「POSAカード」がおかれるようになりました。

もちろん、POSAカードにはかつてのパッケージ版のようにDVD-ROMなどは含まれておらず、Officeのソフトウェアはネットからダウンロードします。
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